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診療科紹介

放射線部紹介

放射線部は西館地下1階および1階で業務をおこなっています。全体で一日平均300件前後の検査を診療各科からの依頼で実施し診断に有用な画像情報を提供しています。画像のデジタル化は、H13年6月より行い、H18年5月には全て完了しました。


放射線部案内図

ここでは、検査に利用しているさまざまな装置・検査についてご紹介します。
ご不明な点がございましたら、当院放射線科スタッフにお気軽にお尋ね下さい。


[ 一般X線単純撮影検査 ]

胸部、腹部や脊椎、四肢等の骨全般で頭から足先まで一般的に用いられる比較的簡便な検査です。診断に必要な場合、まずこのエックス線撮影検査がフ ァーストチョイスとして実施されることが多く放射線科においても最も割合を占めます。別名を1895年にこのX線を発見した人物にあやかりレントゲン撮影検査とも言います。

X線装置写真

主に各撮影室は次のように分けられています。

第1撮影室 胸部・腹部の撮影
第2撮影室 脊椎・四肢等整形領域全般にわたる撮影
第3撮影室 マンモグラフィ(乳房)撮影、骨密度検査
第4撮影室 小児・乳幼児の胸腹部撮影、パントモグラフィ(歯)撮影

今年度より第1撮影室に、最新のフラットパネルディテクタを導入。リアルタイム撮影・表示が可能となり、より検査が迅速・確実と効率化を図りました。



[ X線テレビ透視検査 ]

これはX線を使用して連続的にモニタ観察しながら必要なときに静止画像としてフィルムに記録する検査をいいます。また、そのままでは写らないような臓器部位を描出するため造影剤を利用して撮影しています。一般的によく知られているのが胃や大腸の消化器系検査です。ほかにも腎臓、胆嚢など臓器、検査目的を絞って色々な撮影をおこない、単純撮影検査では撮影できない場所の検査を行なえます。

X線TV機器写真


[ CT検査 ]

平成13年11月より検出器を複数配列したマルチスライスCTを先駆けて導入し、従来稼動中のヘリカルCTとあわせてヘリカルCT2台体制で業務を行っています。このMDCTは1秒間に4スライス分のデータが得られ、低被ばく線量で時間分解能に優れており、三次元血管描出や腫瘍の鑑別診断等適切な検査を可能とします。

マルチスライスCT機器写真
CT機器で撮影した血管や内臓の写真


この検査において知っておいていただきたいこと・・・造影剤の使用に関して

主治医が診断上必要と判断した場合に行われ、造影剤は検査する部位(臓器)をより詳しく調べる目的で使用する薬です静脈注射で注入しますが、その方法や量は患者さまの体重や検査部位によってことなり100ml程度使用します。


造影剤の副作用

安全な薬ですが、場合によっては副作用が起こることがあります。
軽い副作用・・・・・・かゆみ、蕁麻疹、胃の不快感 (起こる確率約1.0%)
重い副作用・・・・・・呼吸困難、動悸、ひきつけ、腎機能障害、意識低下(起こる確率約0.017%)


なお、検査終了後、数時間〜数日後に頭痛、吐き気、かゆみ、蕁麻疹などの症状があらわれることがあります。当院では主治医が造影CT検査の必要性及び副作用に関するご説明をします。ご説明後患者さまにCT検査における造影剤使用の同意書に記入をお願いしています。


次に該当する方は、その問診のさいにお知らせください。
・以前に造影剤を使った検査で気分が悪くなったことがある方
・喘息やアレルギーがある方(花粉症、食べ物、薬などによる蕁麻疹、アトピー体質)
・心臓病、肝臓病、腎臓病、糖尿病、甲状腺などの病気がある方
・妊娠している、または妊娠の可能性がある方

造影検査をお受けになる前に

検査当日の食事について
午前の検査の方・・・朝食をとらないで下さい
午後の検査の方・・・昼食をとらないで下さい


水やお茶などの水分の制限はありません。普段より多少多めにお飲みください。服用中のお薬については、医師からの指示がない限り、通常どおり服用して下さい。

検査後

使用しました造影剤は6時間後には約90%が腎臓から尿として排泄されます。排泄を促進させるために水分(お茶、水、ジュース等)を多めにおとり下さい。なお、水分を制限されている方はお知らせ下さい。



[ MRI検査 ]

H14年1月に1.5T(テスラ)のMRI装置を増設し、1.0T(テスラ)とあわせて2台体制となっています。電波と磁石の力を利用して人体の組織のもつ周波数を検出しX線検査では得にくい情報を画像化する、放射線被ばくのない画期的な検査方法です。全身の臓器をいろいろな方向の断面で観察することが可能です。

この検査は、強い磁気を使う検査のため受けることができない、また受けられない可能性がある場合があります。心臓ペースメーカーをつけている方は検査を受けることができません。

また、体内に金属物のある方は、種類や部位によっては検査が行えない場合がありますので事前に医師や技師に申し出てください。


検査前に・・

以下に示すものは、故障や、検査に悪影響を及ぼすことがありますので、事前に取り外していただくようお願いします。

金属類 時計・携帯電話・眼鏡・鍵・指輪・アクセサリーなど
磁気カード キャッシュカード・テレホンカード・バスカードなど
その他 取り外せる義歯・補聴器・カイロ・エレキバンなど

MRI機器写真


[ 核医学検査 ]

SIEMENS社製 E-CAM Signature (2005年3月導入・稼動)

この検査は、放射線医薬品(ラジオアイソトープを含んだ薬:以下薬)を使用する検査で病院により「ラジオアイソトープ検査」と呼んだり、その頭文字をとった「RI検査」や検査機器のカメラ名から「シンチ」または「核医学検査」と呼ばれています。どの名称の検査も内容は全く同じものです。

ラジオアイソトープとは、自ら放射線を出す物質で、その放射線の量は、時間と共に減っていきます。ラジオアイソトープ検査では、薬を注射したり飲むことにより、それが心臓、肝臓や骨などの臓器に集まり、微量の放射線を放出します。その放射線を専用のカメラで検出し、心臓や骨などの像としてフィルムに写しだすものです。それにより、臓器の形状や働きがわかります。ほとんどの検査は、ベットの上で寝ているだけで済み、とても楽なものです。

ただ、使用する薬剤の種類や量によって待ち時間や検査に時間がかかることがあります。薬による副作用の心配はありません。検査で受ける放射線の量は、胸や胃のX線撮影と同じかそれ以下です。放射線の量も時間とともに少なくなり、体外に尿や便として排泄されるため、身体への影響についても心配ありません。また、検査には専門の知識と技術をもって当たっていますので、ご安心ください。

アイソトープ検査用機器写真と撮影写真見本


[ 血管撮影検査 ]

血管に造影剤を注入し血管を描出。その状態から病状を観察・診断・治療まで行うもので、心臓領域を含む頭部から下肢まで主に放射線科、循環器科、脳神経外科、心臓外科と様々な科と連携をとりながら実施しています。

血管造影検査機械写真
血管造影写真


[ 乳房撮影検査 ]

乳房撮影検査とは乳房のX線写真のことで、マンモグラフィと呼ばれています。マンモグラフィは、乳房のわずかな、しこりや石灰化を画像として写し出し、触診に比べ、乳がんの早期発見に役立ちます。


当施設は2005年4月に最新の装置を導入し、2006年5月にNPO法人マンモグラフィ検診精度管理中央委員会におけるマンモグラフィ検診施設画像認定を取得、より精度の高い検査を施行しています。 乳房撮影用機器写真

撮影時に関して・・

撮影時は、乳房を挟んで(=乳房を圧迫する必要性が不可欠です)写真を撮影します。
乳房は人により厚みも大きさも違いますので、より良い画像を得るためには乳房をなるべく均等に圧迫して撮影することがとても必要になります。
乳房を少しでも薄くすると、乳房内部の様子がよくわかり、エックス線の線量もかなり減らすことができます。痛みを伴うこともあるかもしれません。



[ 放射線治療 ]

細胞の増殖を抑えかつ壊死させる効果を持つ電離作用を利用しX線、γ線、電子線を用いて行われます。身体の外から放射線を当てて腫瘍をやっつける治療です。放射線治療は数日間に渡り治療を行なうため放射線治療専門の医師が治療を計画して、それに従い専門の知識を持った技師が治療を行ないます。

RT機器写真

高エネルギー放射線治療装置(リニアック)とCT(Computed Tomography)を同一室内に組み合わせて設置したFOCALunitを導入しています。



[ 画像情報システム ]

一般撮影、CT、MRI、RIの画像はフィルムでも提出していますが、画像情報システムが導入されたことにより、院内どこでも画像をみることができるようになりました。

画像システム機器写真


[ 更新:2007年11月12日 ]


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