輸血科
輸血科の主な業務は、血液製剤の保管・管理と輸血に不可欠な血液型の検査や安全な輸血の為に輸血血液が患者様に合っているかどうかを調べる交差適合試験などです。
現在輸血療法は成分輸血が主流となっています。成分輸血というのは貧血の人には赤血球(酸素の運搬)成分のみの輸血を、肝機能障害でみられる凝固因子(血液を固める作用)の低下した人には新鮮凍結血漿の輸血を、血小板(止血作用)の低下した人には濃厚血小板の輸血を、といったように必要なものだけを輸血することです。これは不必要成分の輸血を避ける(輸血療法の適正化)という点で大切なことです。
またもう一方で、皆様の善意の献血で成り立っている血液事業を国内の献血でまかなう点からみると、たとえば400ml一回の献血で濃厚赤血球(MAP)2単位と新鮮凍結血漿(FFP)2単位と濃厚血小板2単位の血液製剤を作る事ができます。一回の献血で3人の患者様の役にたてるというわけです。
血液センターから病院に届けられる血液製剤はご存知の方も多いと思いますが、肝機能検査・血液検査のほかに感染症に関わる種々のウィルス検査で厳重にチェックされています。しかし残念ながら輸血副作用や輸血後肝炎等の発症も0%にはなりません。
そこで最近当院では患者様にとって最も安全な自己血輸血を外科領域に於いて推進しています。これは予め手術前に本人の血液を献血の様なバッグに採血保存して、手術に備えるというやりかたです。 また当院では輸血事故防止のため患者認証システムを導入して安全且つ適正輸血に心がけていきます。
プチ情報:日本人はA型40%、O型30%、B型20%、AB型10%で、各輸血バッグには血液型によりA型は黄、B型は白、O型は青、AB型は赤と色分けされています。尚、血型による性格についての確かな情報はありません。
[ 更新:2006年09月05日 ]
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